組織活動上必須スキルが学べる本|野球データでやさしく学べるPython入門

 『野球データでやさしく学べるPython入門』野球データの分析、集客分析とSNS分析、伝え方に興味がわいて、読んでみました。

 Python で、データ収集、抽出、グラフ化、が簡単にできるようになります。本で勉強する環境では Google Colaboratory を使用していますが、VScode で勉強することも可能。

この本でもっとも重要なところは、『分析結果の伝え方』です。
ここしっかり読んで理解し、実行できると、きっと一段か二段上に上がれるでしょう。

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書籍情報

野球データでやさしく学べるPython入門、斎藤周著
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目 次

CHAPTER1 Pythonで何ができるの

  • 1-1 東大野球部の連敗を止めたデータ分析
  • 1-2 プロ野球で活用されるデータ分析
  • 1-3 Pythonとは?
  • 1-4 Pythonはどこで役立っているの?
  • 1-5 データ分析xPythonで何ができるの?
  • Column 1人の新卒就活生がプロ野球データ分析担当になるまで

CHAPTER2 データからグラフを作成してみよう

  • 2-1 分析に必要な知識の習得
  • 2-2 投球の球種割合を表す円グラフ
  • 2-3 球種ごとの平均球速を表す棒グラフ
  • 2-4 イニングごとの平均球速を表す折れ線グラフ
  • 2-5 球種ごとの球速分布を表すヒストグラム
  • 2-6 投球の到達位置を表す散布図
  • 2-7 投球の到達位置を表すヒートマップ
  • 2-8 リリースポイントを表す箱ひげ図
  • Columnよくあるエラーをと対処法

CHAPTER3 Pythonの基礎を学ぼう

  • 3-1 分析前の準備その1 pipとimport
  • 3-2 分析前の準備その2 pandas
  • 3-3 Pythonの基本操作 四則演算と画面表示
  • 3-4 リスト
  • 3-5 Pythonの基本構文
  • 3-6 matplotlibの使い方
  • Column Python学習に役立つ参考資料

CHAPTER4 顧客データを分析してみよう

  • 4-0 分析に用いるデータを準備する
  • 4-1 売上に関する分析
  • 4-2 集客に関する分析
  • 4-3 SNSに関する分析
  • Column プログラミングにおけるChatGPT活用方法

CHAPTER5 データ分析を有効活用する「伝え方」

  • 5-1 データ分析とデータ活用の違い
  • 5-2 分析前
  • 5-3 伝達時
  • 5-4 実際の「伝え方」の事例

学べること

 Visual Studio Code(以下、VScode) が一般的だから、VScode を使っているだろうと勝手に判断していました。日頃、VScode を使っていることもあり、期待していたのですが、Python を学ぶ上で環境構築がほぼ不要の『Google Colaboratory』を使用して学習が進みます。

 私は、大谷選手の2022/4/1~2022/9/30 投球データを得るところが、VScode からうまくダウンロードできず、そこだけ Google Colaboratory を使用しました。

  • Python使用上必要最小限の操作
    • Google Colaboratory の使用方法
    • モジュール使用方法:import
  • データの抽出
  • CSVデータの書き出し、読み込み
  • グラフ化
    • 円グラフ
    • 棒グラフ
    • 折れ線グラフ
    • ヒストグラム
    • 散布図
    • ヒートマップ
    • 箱ひげ図
  • マーケティングで必要な3つの分析方法
    • 売り上げ分析
    • 集客分析
    • SNS分析
  • 分析結果の伝え方

 上記、いずれも説明がシンプルで意味の理解が及ばないかもしれません。

例えば、データフレーム df 、、、より詳細な情報は別書籍、有識者、もしくはネット上から得る必要があります。なぜなぜって思ったら調べる、この習慣がとても大事だと思います。

とても勉強になると感じたところ

 普通に働いていたらまず気づかない、もしくは気づくまでに時間がかかるところ『分析結果の活用方法』を簡潔に説明されているところには、とても重要なことが具体例として記されています。

クレーム処理業務に十年以上携わっていて気づいたこと、とても大事なことです。
私の場合は、この点について誰も教えてくれる方がおらず、自分で気づくしかありませんでした。この点、気づいて次のステップ(信頼性保証課設立、品質保証課と品質管理課との業務バランス策定)に進もうとしていた矢先に断念せざるを得ないことが・・・

イラスト、PC

 前置き長いね・・・
真剣な目で向き合って欲しいところは、
Chapter5 データ分析を有効活用する「伝え方」 です。

特に社会人、組織で働く将来性ある若者たちにじっくりと読んでほしい。
Chapter4までのPythonプログラムの部分は、携わっている業務に置き換えればいいです。

知るといいと思うところ

読み終えて

 Python プログラミング、データ収集・抽出、視覚的伝達方法(グラフ化)、分析結果の有効活用、特に伝え方について、他の業務への応用も可能と感じさせてくれる本。

正直、1,900円、171ページ、の書籍でここまで教えてくれるか、って感じ。
年金受給者である私は、機会あれば将来ある若者たちと語り合える、議論できる場があればいいな、と感じてしまいました。

なんか印象深い本でした。
Python 入門 → 組織で働く人の心構え入門編でもいいかも ^-^

イラスト、PC

本屋まで遠い方、amazon と楽天を紹介します。

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