最近の地震発生の感じから、ちょっと気になって、『生き抜くために南海トラフ地震に備えちょき(平成29年3月改訂、高知県家庭保存版』を読み返してみました。今回で読むのは2回目。
南海トラフ地震に備えちょき、正直なまとめ
南海トラフ地震に備えちょき、配布時に読んでから、今回で2回目。で、記憶に残ってるのは2~3割かなぁ。このせっかくの南海トラフ地震に備えちょき、数十万人の内、何人が全部読んでいるでしょう・・・?
南海トラフ地震に備えちょきには、被災現場で生き抜くための大切な情報が満載。何度も読み返す価値大です。
自分なりの備えちょきを作る元にすればいいです。家族で覚えやすい、行動しやすい内容にバージョンアップしていくといいですね。
南海トラフ地震に備えちょきの目次
第1章 我が家のMy備えちょきを作ろう
①我が家の備えをチェックしよう
②家族に関する情報をまとめよう
③家族の防災ルールを話し合おう
④防災グッズを準備しよう
⑤家の状況を確認しよう
⑥地域のハザードマップを確認・活用しよう
第2章 南海トラフ地震を知ろう
①南海地震?南海トラフ地震?
②最大クラスの南海トラフ地震の特徴
③想定される被害と対策を進めることによる減災効果
第3章 自分の命を守るために今から備えよう
①揺れから身を守る
②津波から身を守る
③火災から身を守る
第4章 みんなで生き抜くために備えよう
①非常持ち出し品と備蓄品の備えをしよう
②応急手当や搬送方法を学ぼう
③地震・生活情報の入手と安否の確認
④避難生活のはじまり
⑤避難所の運営に携わろう
第5章 生活を立ち上げよう
①被災後の生活はどうなるの?
②生活の再建に向けた手続きや支援制度
③被災後の生活を立ち上げるうえでのトラブル
④地震保険
第6章 地域の防災活動に参加しよう
①自主防災活動(地域の防災活動)へ参加しよう
②地域で災害に立ち向かおう
第7章 防災情報
①災害に関する標識を知ろう
②防災関係機関連絡先
第8章 風水害にも備えちょき
①高知県における風水害の被害
②「防災気象情報」を活用しよう
③避難勧告等が発令された場合の対応
④風水害に備えて
⑤風水害の危険性が高まったら ~早め早めの避難で命を守ろう~
⑥高知県防災マップ(洪水・土砂災害ハザードマップ)
読み終えて
自助・共助・公助、被災時のとても大事な情報が満載。被災前の備え、被災時に知っておくべきこと、被災後の生活に関して、ほとんど網羅されてると思います。
自分でこれ以上のことが思いつかないのでそう感じているのですが・・・
特に、第1章のMy備えちょきは、自分の家庭なりに作成しておくべきですね。とても大事なことで、話し合えていない可能性が高いと思われるのが、家族の防災ルールかも・・・
また、居住地域によっては、避難場所が一ヶ所に限らないことを知ってる人はあまりいなかったりしないかなぁ。
地震、洪水、土砂災害、災害の種類によっては避難場所が異なる場合があること、知ってるかなぁ。知ってても被災時にパニック状態になってわからなくなったりするかも。
同じく、第3章の揺れから身を守る、家の中、外、それぞれで注意事項・安全対策は異なります。被災時にパニックにならないよう何度も読み返し、自信につなげる・・・
個人的にものすっごく怖いのが地震火災。この地震火災についても、出火防止、延焼防止など、重要な情報が得られます。中でも通電火災発生防止には気をつかわないと、被災後の二次災害が大きくなる可能性大ですね。
避難時にはブレーカーを落とすことを忘れないでいよう。
同じく、第4章の非常持ち出し品と備蓄品の備え、これもとても大事なことですね。誰かが助けてくれる、町内会が助けてくれる、町内会が食事は備蓄しているハズ・・・などと思ってる方、これは当てにしない方がいいと思います。
以上の心配事は、日ごろの準備でほとんど対応可能と思います。その日ごろの準備について知るためにも南海トラフ地震に備えちょきを読みましょう。^_^
その他にも被災時、被災後に役立つ情報が満載なので、一度は目を通しましょう。一度に全部読まなくても、毎日気になるページだけ読めばいいですもんね。
で、気になるのが、
- 応急手当や搬送方法
- 医学的知識、技術を持つ人がいない場合、必要になってくる技術だと思いますが、該当ページを見ながらでないとできないような・・・
- 特に必要なのが止血の応急手当技術でしょう。すぐそばの方が緊急止血が必要な状態だったら、対応できますか? 結構勇気がいりますよね。。。
- 心肺蘇生法も自信と勇気が・・・AEDも・・・
- 予期せぬ事態が発生した場合の対処方法が難しそう。被災時もそうですが被災後の避難生活上で大きな問題となりそうです。
- 被災時、被災後に南海トラフ地震に備えちょきを持参している方がおいでるか・・・
結局は、住んでいる方々の災害に対する考え方や日ごろの行動でどのように活かしていけるか、ということになりそうですね。
定期的な啓蒙活動がとても大切だと感じています。南海トラフ地震に備えちょき情報がすべて頭に入ってる方が地域においでるといいのですが・・・
さて、私自身はどうする・・・
さて、自分はどうする?
もっとも大事なのは、家族の防災ルールですね。
災害への備えは、今住んでいる家族分の水と食料を3日分準備しておこうと思ってるのですが・・・
結構、2日分になったり、1日分になったり、しています。うまく使いまわしができていません。
最近は3日分では足りない、1週間必要とか・・・どうするのよ・・・
近くに川あるし、雑木も結構あるので、火の燃料には困りそうにないから、サバイバルでいくか・・・などと・・・
結局、南海トラフ地震に備えちょきのような情報を得ても、その情報を得た時点では『よっし、やろう』なんですが、時間経過とともに忘れちゃってますね。
せっかく書籍化してくださった方々に申し訳ないです。でも、これが県民の実情だったりしないかなぁ・・・
まずは、家族で再度話し合おうと思います。
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