毎日の成長を楽しみにしているベランダ栽培のトマト、実が割れた経験(裂果)はないでしょうか。
秋になると子孫を残すため、自分で実を割ってタネを落とすらしいのですが、その前に裂果してしまう大きな原因の一つに果実に直接雨がかかってしまうことがあげられます。
で、わが家のベランダ栽培では、トマトは屋根の下(軒下)に置き、厚手のビニールを雨どいから垂らしています。屋根の下といっても、太陽光が届く位置ですよ。^^
こんなんで防げるか疑問はあったのですが、結構、効きます。土に雨がかからないから水分調整がある程度できることもメリットのひとつ。
水分や肥料分を急激に吸収すると裂果につながりますので、この水分調整がそこそこできるのは裂果対策のひとつと言えそうです。
で、今のところ、裂果は起こっていません。
簡易雨避けの全体像はこんな感じです。
ベランダ栽培トマトでは、ほぼどうしようもないのが、秋になって本体が寿命を感じるころ・・・見た目では草勢が落ちてきたな、と感じるころ、早く子孫を残さなければ、と自分でタネの入った果実を割ろうとがんばって起こる裂果です。
根張りがよいものは、裂果が起こりにくいらしいので、土づくりがキモとなりそうです。
施肥の仕方とか考えるといいかも知れませんが、生理現象であり、周りの諸々の環境に影響されるので、一概にこれが効くとは言えないらしいです。
ベランダ栽培では、プランター内一杯に根が張ってくれる努力をすること、追肥や水の与えすぎに注意することぐらいが楽しみの範囲内でできることだと思います。
この簡易雨避けですが、晴れの日は下に下ろして、しっかりと太陽光を受けるようにしています。
また、この簡易雨避けは、台風には効きません。それどころか破れて、どこかに飛んで迷惑をかける可能性がありますので、片付けます。
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