アイメックシステム、土不要フィルム栽培のベランダ栽培への展開?

 

20150628tomato ベランダ栽培のトマト、順調です。7/7までに35個収穫できました。甘くて美味しいです。

さて、昨晩のテレビ、所さんの笑ってコラえて! 2時間スペシャル、日本列島ちょっと昔の旅2007年11月16日賞で、土が不要のフィルム農法、アイメックシステムの紹介がありました。

開発販売元は、メビオール株式会社。10年以上の開発期間を経て、土を使わないで野菜を栽培する方法を発見したとのこと。

成功者は、成功するまであきらめない、とはよく言われていますが、ここの社長も例にもれず、ずっと人の役に立ちたい、との思いで研究を進めてきた成果のようです。素晴らしい。

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アイメックシステムって?

 作物と培養液間に、植物に必要な水と栄養は通すが、ウィルスや病原菌は通さないフィルムを設置し、最小限の養液で栽培するシステム。

上から順番に

  • 根に光が届かない遮光性フィルム
  • 栽培する植物や野菜
  • ピートモス(人口の土:栽培期間が長い野菜の老廃物を吸収)
  • アイメックフィルム
  • フェルト生地
  • 点滴チューブ:少しずつ水と栄養分を出す
  • 止水シート(水が漏れないビニールシート)

 この止水シートのおかげで、どこでも栽培ができるようになります。現在、栽培に成功しているのは、

  • ドバイ:砂漠
  • 中国:土の化学的汚染がひどく、栽培が不可能な地
  • 東日本大震災被災地:塩害で不毛の地となった地

アイメックシステムのメリット

  • 前記、システム設置可能な地ならば、どこでも栽培可
  • 高栄養価で美味しい作物が収穫できる
  • 連作障害がない
  • 最小限の養液と土壌
  • 生産性と品質の両立

 このように記述するといいことづくめです。デメリットは栽培技術の確立に時間がかかることでしょうか。デメリット、あるのかなぁ、あってもメリットの方がとても大きかったりして・・・

さて、私も・・・

 アイメックシステム、ベランダとかちょっとした納屋で野菜の自家栽培ができそうです。私自身、研究するの大好きですから、興味津々。

研究室レベルでの栽培技術確立、農家栽培へ応用って、とても楽しそうじゃないですか ^^

 一度、ロックウールを使った水耕栽培にチャレンジしたことがあったのですが、トマトは土栽培の方が甘くて美味しかった記憶が残っています。

また、ロックウールは、収穫後、廃棄ですので、結構な量が出ます。

 で、どこで購入できるだろうか、と探してみましたが、個人購入はできないようです。どこかの栽培農家の方から譲ってもらうしか手に入れる方法はないようです。

その内、ホームセンター等で販売されだすでしょうから、それまで待つしかないかなぁ・・・

ひょっと、ひょっとして、この記事をメビオール株式会社の社長さんや関係者の方が見てくれて、サンプルで5mか10m送ってくれる、なんてことにならないかなぁ ^^

 

 メビオール株式会社の社長、いろんな人たちがハッピーになればいい。みなさんに食べさせて肌をツヤツヤにして若返らせるのが夢です、との発言、素晴らしいです。

だから、ハイドロメンブランください、ってのはあまりにも甘えすぎですね。

このTVコーナー見てて、私も人に役立つ人間になりたい、と感じさせて頂きました。ありがとうございました。

 

 

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