宇宙人なら何を教える?、この言葉にひかれて読んでみました。「仕事の壁にぶつかった僕に、たとえば宇宙人なら何を教えてくれるだろう?」って本。
毎日の仕事が楽しくない主人公のもとに宇宙人が届きます。その宇宙人の助言で、気づきや挑戦・経験を通じ、成長し、幸せな人生を送れるようになった主人公の物語でした。
どんな本?
社会の中で存在意義を見出せず、将来の夢も希望も目標もない主人公が、宇宙人の出現により楽しく幸せな人生を送る人に成長していく物語。
物語に出てくるぶつかる壁は、どこにでもあるような場面です。わかっていてもなかなかできないことを再認識するかもしれません。 ^_^
今、仕事上でネガティブな悩みを抱えている若い方には悩みの解決の一助となってくれそうです。若者への指示、育成面で悩める管理職の方々にも解決情報が得られるかも、です。
最後には・・・『あれこれ悩まず好きなように生きる。損得勘定はいらない。心が動くことをする。』ってところに落ち着きそうですが・・・
書籍情報
- 書籍名:仕事の壁にぶつかった僕に、たとえば宇宙人なら何を教えてくれるだろう?
- 著 者:森まりも
- 発行所:大和書房
- 価 格:1,400円(税別)
- 初 版:2016年3月1日
目 次
Prologue 宇宙人は、仕事で悩んでいた僕に勇気をくれた
Episode 1 宇宙人は、とてもいいやつだった
Episode 2 宇宙人は、頑張り屋さんだった
Episode 3 宇宙人は、お金に興味がなかった
Episode 4 宇宙人は、好奇心が旺盛だった
Episode 5 宇宙人は、行動するのが早かった
Episode 6 宇宙人は、今を懸命に生きていた
Episode 7 宇宙人は、壮大な夢を持っていた
Episode 8 宇宙人は、答えを見つけるのが得意だった
Episode 9 宇宙人は、見た目で人を判断しなかった
Episode10 宇宙人は、無駄なことでも成長につなげていた
Episode11 宇宙人は、仲間を信頼していた
Episode12 宇宙人は、根っからポジティブだった
Episode13 宇宙人は、簡潔に要点だけを説明した
Episode14 宇宙人は、壮大な視点から眺めていた
Epilogue 宇宙人は、未来を楽観していた
目次だけ見ると、この本は何を書いているのか、何を伝えたいのか、つかみみくいのではないでしょうか・・・
本の題名にひかれ、パッと開いてPrologue「宇宙人は、仕事で悩んでいた僕に勇気をくれた」をチラ見して、興味をもった方は、おもしろく読めると思います。
仕事の壁にぶつかった僕に〜読んでみて
悩める方は、まず、悩むこと自体が無駄であることに気づくべき。これ、いろいろな自己啓発関係本で紹介されていますね。
過去は変えられない、要するに過去のことで悩んでも無駄。将来は予測できない、未来の心配をしても無意味、いいことだけを目標にする。頭ではすぐに理解できます。
そうはいっても・・・還暦近くになっても後悔や心配はなくならない、無駄なことだとわかってはいますが・・・
どれだけ、楽しい夢をもって生きているか、ここが大きければ大きいほど心配は小さくなる気はします。
やはり、いくつになっても大きな夢はもつべき、と心から思います。
また、すべてのものごとを宇宙レベルで考えると人生がおもしろくなりそうです。まずは、今の自分を信じてみよう。夢を共有できる友人を増やそう。
この本、本屋さんから遠い方amazon でどうぞ。
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