Python に興味津々、でいると書店では、Python という文字がついてる本に目がとまります。すでに数冊読んでいて、読み進むとほぼ同じところで引っかかります。Python のバージョンとライブラリのバージョンで動作しない、エラーになってしまう。
解決策のひとつは、ライブラリのバージョンダウン。その他、ファイル名が予約語と同じとかあるのですが、ほとんどライブラリがインストールされていないか、バージョンが新しすぎることが原因で起こってる感じ。。。
今回紹介する本は、これから始める方で、仕事にできるだけ早く応用したい方にはとても参考になる本だと思います。通常業務のほとんどに応用可能だと思いますが、目の前の業務がひょっとしていけるか?、と感じたらチャレンジ。
Python の基礎から業務に応用できると思われる実践的プログラム満載です。
書籍情報
画像は、amazon リンクになってます。
- 書籍名:PythonでExcel、メール、Webを自動化する本
- 著 者:中嶋 英勝氏
- 発行所:SBクリエイティブ株式会社
- 発 行:2020年9月25日、初版
- 頁 数:312ページ
- 価 格:2,180円(税別)
目 次
目次の中に気になる文字列があったら、手に取って確認し、興味が湧いたら購入してじっくり読まれることをおすすめします。^_^
- 第0章 準備編
- 第1章 Python プログラミングの基本
- 1-1 プログラムを書いて実行する方法を覚える
- 1-2 変数を使ったコードを書いてみよう
- 1-3 複数のデータはリストに入れる
- 1-4 複数のデータをループで処理する
- 1-5 データの状態に応じて処理を分ける
- 1-6 IDLE を使いやすく設定する
- 第2章 Python で Excel ファイルを操作する
- 2-1 Excel ファイルの基本構造を理解しよう
- 2-2 ブックの開き方・保存方法を覚えよう
- 2-3 プログラムセルの値を読み書きしよう
- 2-4 セルを1行ずつ読み書きする
- 2-5 シートの操作方法を覚えよう
- 2-6 複数のシートをまとめる
- 2-7 絶対に覚えておきたいプログラミングのコツ
- 第3章 Python で CSV ファイルを操作する
- 3-1 CSV ファイルを読み込んでみよう
- 3-2 CSV ファイルにデータを書き込んでみよう
- 3-3 Excel ブックと相互に変換する
- 第4章 Excel ファイルの転記・集計を Python でおこなう
- 4-1 転記・集計を実現する Excel の三大関数とは
- 4-2 Excel のマスタを取り込む
- 4-3 Excel のマスタからデータを検索する
- 4-4 表のデータを別のブックに転記する
- 4-5 条件を満たすデータの個数や合計を求める
- 4-6 Python で自動化するメリットとは
- 第5章 帳票作成を Python でおこなう
- 5-1 請求書作成の手順を整理する
- 5-2 顧客ごとの売上データの絞り込み
- 5-3 顧客ごとの請求書を作成する
- 5-4 請求書を印刷して PDF として保存しよう
- 5-5 業務全体では Excel と良いとこ取りを目指す
- 第6章 Python でもっと作業を自動化するには
- 6-1 Python の強みは豊富なライブラリ
- 6-2 Python ならメールも Web も自動化できる
- 第7章 Python で複数の人にまとめてメール送信する
- 7-1 メールサーバーとの更新方法
- 7-2 メールで送るメッセージを作成する
- 7-3 メールを自動送信する
- 第8章 Python で Web から情報を収集する
- 8-1 Selenium のインストール
- 8-2 ブラウザを操作してみる
- 8-3 Selenium IDE でブラウザ操作を記録
- 8-4 Web ページから情報を読み取る
- 8-5 実際の Web ページから情報を読み取る
- 8-6 Web からの情報収集を自動化する
読み終えて
今まで読んだ同関連書籍の中で、理解しやすさ・読みやすさの点でベスト。
これからPython で業務効率化を図ろうと考えている方にとても参考になると思います。
まず、Python 付属のプログラムを書く・実行する IDLE とライブラリを管理する pip コマンドを使えるようになるのが必須です。
IDLE は、使ってるとすぐ慣れると思います。pip コマンドもすぐ慣れると思いますが、本書で理解ができなくてもネット上に関連情報がたくさんあるので、すぐに使えるようになると思います。
自分の手で試行する、これってとても大事ですね ^_^
Excel では、通常業務でよく利用するであろう処理、メールでは、多くのお客様へ請求書一括PDF作成、後の章を応用すれば一括メール送付処理可、Web 関係では、ネット上の関係情報収集技、他、実戦的なプログラムを組んでいくことで学ぶ感じです。
毎日、1章として勉強するとおよそ1週間で学び終えます。
1回目は、本書でよく利用している IDLE を、2回目は、Visujal studio Code のような開発環境を使って読み進めるといいかなぁ。
本は複数回読み返すとより深く理解できると思いますので、Python を自分のものにしようと考えている方は、少なくとも3回は読みましょう。
この本、本屋さんが遠い方はこちらからどうぞ ^_^
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