ブログやアフィリ系の文章書くのに役立つ本と紹介されていた、文章読本の名著90冊から抽出した究極の文章術って本、読んでみました。
どんな本
文章作成上達本の名著90冊から、著者が感じる文章作成の極意を見開き1ページにまとめた本です。
90冊分=90名分のノウハウ部分を抽出してくれています。
ノウハウは、発想、構成、表現、説得術の4章構成で書かれています。文章を作成していて、困ったときに使える技も載っていました。
文章作成ノウハウが90個あるみたいなものですね。
書籍情報
- 書籍名:文書読本の名著90冊から抽出した究極の文章術
- 著 者:ひらの こぼ
- 発行所:株式会社 草思社
内容(目次概要)
第1章 発想術:なにを書くか
名著21冊の要点まとめ
第2章 構成術:どんな順序で書くか
名著24冊の要点まとめ
第3章 表現術:どう書くか
名著27冊の要点まとめ
第4章 説得術:共感を呼ぶ書き方は?
名著18冊の要点まとめ
読んでみて
エッセイ、随筆、報告書、論文を書くには役立ちそう、ブログにはどうなの?と感じたのが初感。
90冊から抽出、90名の著者の考えが見開き1ページにまとめられています。
読み進めていると、「おっ、これは」、と感じるところがありました。でも、単純に私には情報多すぎ・・・
途中で、「あれ?さっき良かったのはなんだっけ?」って状態に何回もなってしまいました。
もちろん、全てを取り入れる必要はないですし、自分に合う部分のみ活用すればいいのですが・・・
そんな中で、全体を通して一言で表現すると、、、
読み手の共感を得る文章を書く
ということだと認識しました。
読み手を絞り込むこと、内容も絞り込み、とにかく書き始めること、も大事。
どうやって書き始めるんだ?って疑問が浮かんできます。その点も本書にヒントが載ってました。
この本は、こんな本があるって紹介なので、より詳しく知りたい方は、該当の本を読む、という使い方がいいですね。
いいと感じた点
特に これは、と感じたところ、
- 自分が笑ってはいけない
- 否定するな、肯定せよ
- 説得文の条件
最も印象に残ったのは、
説得文の条件は、「人の動く基準に合わせる!」
って部分。
これって、感じてはいたものの具体的に考えたことはありませんでした。著者は、人は何を基準にして動くか?について、5項目あげておられます。
なるほど、モヤっと感じていたのはこういうことか、と興味深く読ませていただきました。
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