最近、年齢的なものか、健康に興味津々。生涯の伴侶もともにスローライフ送るにも健康じゃないとね~ ^^
巷では薬を飲むな、健康診断は病気へ一直線、みたいな本が書店に並んでます。必要とされなければ表面に出てこない、と考えると、何かあるんだろうなぁって感じてしまいます。
で、気になったのは健康・不健康の境界値は、どうやって決めているんだろうってこと。
数十年来のお付き合いをさせて頂いてる主治医との会話とちょっぴり統計を学んだ経験から考えてみると、健康な方の集団の測定値の分布をみて、例えば、±3σ内を健康体にするとか・・・が無難な線・・・・
どうなんだろう・・・
健康診断の基準値は? 正常範囲の基準は?
個人的推測と近かったけど、実際には、20歳から60歳までの健康な方の測定値の分布から決めてるようです。
分布の低い方の2.5%と高い方の2.5%を除いた、2.5<、97.5<の範囲が健康体と判断されています。0~100までの数値で考えると0~2.5:不健康、97.5~100:不健康、その間が健康ってことですね。
2σを基準にすると2σの範囲は、95.44%なので、近い。きっと計算し易く、95%を健康体ってしたんだろうなぁ。
健康診断の基準値から外れた方は?
じゃあ、95%の健康体から外れた方は?・・・より精密な検査へってことで通知が届きますね。
これって、おもしろいですね。1年前に再検査(精密検査)って言われ、受診し、異常なし。で、今年もほぼ同じ数値で再検査、で、再検査値も昨年とほぼ変わらずって方、結構おいでるんじゃないかと。こんな感じだったら再検査いらないような・・・
どっちなんだろう。安全側、早期発見の観点からみると健康体でも不健康、病気と判断して生活習慣を変えたり、治療に入ったり?ってことになりそう・・・
反対に治療しなくてもほんの少しの本人の努力で健康体に戻れる、もしくはその方の健康状態がたまたま健康体分布の±3σ外だっただけで、本来治療は不要とか・・・
私の感覚
定期健康診断では、その人にとっての正常範囲ってのは認められないってことかなぁ。今やコンピュータで時系列データは一瞬で見れるのにね。私の主治医は、私の診断データを時系列的に判断して、私に合った診断をしてくれてるようです。
やはり、主治医が一番って気持ちになっちゃいました。企業の定期診断は、集団定期診断なので毎回医者は変わるし、健康・不健康の判断も一般的な統計的基準値でしかできないでしょうから。
別サイドから・・・。安全側、早期発見の観点からみると健康体でも不健康、病気と判断して治療に入るか?ってことになります?
反対に治療しなくてもほんの少しの本人の努力で健康体に戻れる、もしくはその方の健康状態がたまたま健康体分布の95%外だっただけで、本来治療は不要とか・・・・
人によって、健康・不健康の基準値はことなるでしょうし、前記95%外の方でも健康に生活している方もおいでるでしょう。
また、基準値が数年毎に見直されていますね。食生活が変わったから検体の母集団が変わり、基準を見直したみたいな・・・
これって、全体が悪い方へ傾くと今の不健康5%に該当する方が正常になっちゃいますよね。
う~ん、悩みますね~
自分ではわからないから、その不安から病院に頼る。その診断結果を信じる、ということになりますね。
日頃の主治医との関係がとても大事な気がします。境界は、人それぞれであり、その時の自分の体調と主治医の長年の経験とを合わせて考え、納得いくまで話し合って、結論付けるのがいいですね。
コメント