ちょっと気になって、読んでみました。巷では健康維持に関して、いろいろな情報が飛び交っています。結局は、自分が今まで培ってきた知識や考え方に近いことを信じるのが人間でしょう。特に印象深かったのは、「落ちた食べ物」は寿命を延ばす最高のサプリメント、と、下痢や嘔吐は免疫反応の1つ。むやみに恐れてはいけない、ってとこ。
抗生剤や保存剤に関する興味深い見解も書かれています。私は、とても参考になる本だと感じました。
宣伝文は、次の通り。。。
「人の生命力、その9割を腸がつくっている。」腸内研究の第一人者である著者はそう断言します。
つまり、腸が元気ならば、人ははつらつと生き、健康寿命を延ばし、高齢になっても思う存分自分の人生を楽しむ生命力を築けるのです。
たとえ、病気になったとしても、それを克服できる力を、元気な腸は築いてくれます。
しかし反面、腸の育成を怠れば、万病が引き寄せられます。実は、腸が原因で生じる病気は、がんや動脈硬化などの生活習慣病やアレルギー性疾患、クローン病などの自己免疫疾患、うつ病などの心の病など幅広いのです。
長寿を謳歌するのか、病を抱えて生きるのか、そのカギは腸が握っています。
本書では、腸の健康を損なわせる食事や生活習慣、腸が原因で起こる病気を紹介しながら、どうすれば病気を防げるのか、腸を丈夫に育むことができるのかという30の方法を紹介します。
目次はこんな感じ。1つでも興味を感じた項目があれば、是非ご一読ください。^^
- 腸を重んじれば健康長寿を達成できる
- 細菌を排除する生活は、万病を引き寄せる
- 免疫機能の強化は、「ちょいワル菌」を体内に入れることで実現できる
- 感染症や食中毒、アレルギー性疾患は、薬用石鹸やうがい薬をやめれば予防できる
- キレイになりすぎた体が、クローン病や潰瘍性大腸炎をつくる
- 腸内細菌の減少が、腸に穴があく「リッキーガット症候群」を増やしている
- 肥満を治せば肝臓がんを防げる。肥満の解消には「食前キャベツ」が効く
- 日本人の腸にはヨーグルトよりも日本の発酵食品が効く
- 日和見菌が太りやすさを決めている
- がん発生のサイクルは腸内細菌と「笑い」で断ち切れる
- 腸内バランスを整えれば、肉を食べても動脈硬化にはならない
- 糖尿病を防ぐには50歳をすぎたら、主食と砂糖は食べない
- サラリーマンよ!下痢止めを飲むのはやめなさい
- 「落ちた食べもの」は寿命を延ばす最高のサプリメント
- 胃が健康な人はピロリ菌を除菌してはならない
- 腸内バランスを整えれば、うつ病にはならない
- でっかい大便をしていれば、幸福の感受性が高まる
- 下剤はあぶない!便秘症には硬度の高い天然水が効く
- 腸内洗浄はやってはいけない!”ウォシュレット”は1日1回が限度
- 植物繊維をしっかり摂っていれば悪玉菌は毒素を発生しない
- マーガリン、フライドポテトは脳をボケさせる
- 「色」「香り」「辛み」の強い野菜が、がん細胞を消す
- 1日3食にこだわらず、お腹が「グ~ッ」と鳴ってから次の食事をする
- 抗生物質と食品添加物は腸内細菌の数を減らす
- パソコンやスマートフォンも腸の害に。使用時間はできるだけ短く
- 「たかが水」とあなどるな。毎日の飲料水が長寿の決め手
- がん予防には「入浴」「深呼吸」「週1回の温泉」
- 「インターバル速歩」「丹田呼吸法」で体に「春」を取り戻す
- 下痢や嘔吐は免疫反応の1つ。むやみに恐れてはいけない
- 結果を焦るな!腸内細菌は必ず応えてくれる
すべての項目が読む価値あると思います。ご自分に照らし合わせて・・・思い当たるフシ・・・感じたりするかも、です。^^
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人の命は腸が9割 ~大切な腸を病気から守る30の方法 (ワニブックスPLUS新書)
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