ベランダ栽培のトマト、連日の雨でお世話できず・・・ベランダ栽培始めて3年目で、トマトを病気にしてしまいました。最初は自然に枯れているのかと思っていました。
本日まで、65個収穫しています。今日収穫した実は、食べようかどうしようか悩んでおります。
でも、実はきれいに赤く熟しているし、何らかの病状が実に出てはいないので、食べてみようか、と。
葉っぱの色とか形状から、いろいろな病気が当てはまりそうで、病名特定に四苦八苦。結論は、黄色葉巻病ですが、全く自信はありません。
悩んだ病名は、疫病、輪紋病、黄色葉巻病、黒斑細菌病、萎凋病の5つ。初めての経験なので ?? ばっかり。
ベランダ栽培トマトの病名特定経緯
ネット上にいろいろ出ていますトマトの病状写真を見ながら、該当ページの症状を読んでみました。外観から、疫病、輪紋病、黄色葉巻病、黒斑細菌病、萎凋病、の5つに絞ることができました。でも、似てる、ちょっと違う・・・完全に同じと判定することは不可能でしょうから、消去法で判定しました。
- 疫病:葉の末期状態と熟果での病状がない。→ 却下
- 輪紋病:外観似てますが、同心輪紋ではないような。果に病斑なし → 却下
- 黒斑細菌病:葉を取った傷口に暗褐色の病斑がなく、腐敗もない → 却下
葉を取った箇所、傷口 - 萎凋病:葉を取った箇所の維管束の褐変がない(上写真参照)。地際部は木化していない(次の写真参照) → 却下
地際部 - 黄色葉巻病:葉脈間の黄色化と葉の巻込みがある(多分これ)
ネットで掲載されている、黄色葉巻病ほどの黄色化はないですが、決め手となったのは、次の3点。
- 傍で栽培しているナスにコナジラミが大量に発生していた時期があった。コナジラミは無事に除去でき、トマトには居なかったのですが、感染してたみたいです。
- まだ結実しようと出てくる脇芽の葉が、黄色葉巻病にとても類似している。
- 別の株(脇芽の挿し木)にも伝染している感じ=ウィルス性を推測
実際には、葉の色が変わっていく経過を観察しないと判定できないような病状写真ばかりです。なので、素人には、病状写真だけで病名を特定するのは難しいな、と感じています。
多分、黄色葉巻病だと思うのですが、別の病気を併発しているのかも知れません。このあたり、まだまだ経験不足ですし、勉強もしなければ、と思います。
このトマト、今でも、子孫を残そうと一生懸命みたいです。今日収穫した果を食べて、以前と同様の甘味とまではいかなくても苦味がなかったら、もう少し栽培続けてみようと思います。
ベランダ栽培トマト、応急処置?
病原は、シルバーリーフコナジラミを媒介とした、トマト黄化葉巻ウィルス、とのこと。対策は、シルバーリーフコナジラミの徹底防除。発病した株は処分しかないみたいです。ベランダ栽培なので1本、その1本から脇芽を取って挿し木したのがありますが、こちらにも伝染してるみたいです。
とりあえず、病気初めてなので、テストとして、色の変わった葉を全て取りました。これで回復したらすごいことだな、と。経過はまた別の記事で報告します。(忘れなかったら・・・やっぱり無理でしたって期待度、100%でしょう ^^)
ベランダ栽培トマト、来年どうする?
来年もトマト栽培します。1本では間にあわないので、品種違いを混ぜて、2~3本、育てます。コナジラミの発生予防には十分気をつけます。
最も気をつけたいのは、秋から冬の土作りでの消毒です。今年は昨年より長めに消毒します。よく使うEMボカシ作りも失敗しないようにしなければ。
今までの内容と全く関係ないけど、今年購入した苗は、中玉トマトだったはず。実際の果実はミニトマトでした。販売店が苗の置き場所間違えたのか、購入しようとしてたお客さんがやぁ~めた、と置き場所を間違えたか。まさか、栄養が足りなくて、中玉まで育たなかった、なんてことはないと思うけど・・・
次回購入時にはそのあたりにも注意して苗を選びたいと思います。
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