AIや多量データの解析によく活用されていると聞く、Python に興味が出てきて、読んでみました。実際に動作させながら読んでいませんが、一通り読んでわかりやすいし、簡単な事務作業ならこの1冊の内容でプログラミング、自動化できそうだと感じました。
Python は今後最も必要とされるプログラミング言語の一つだと思いますので、若い人にはぜひマスターしてほしいプログラミング言語です。
書籍情報
- 書籍名:めんどうな作業が秒速で終わる!Excel x Python 自動化の超基本
- 著 者:伊沢 剛氏
- 発行所:株式会社宝島社
- 価 格:1,980円(税別)
- ページ数:220ページ
- amazonリンク:Excel x Python 自動化の超基本
目 次
目次を見ると、独学で学べそうか、いま必要な情報があるか、今後必要となりそうな情報はあるか、がそこそこわかると思います。気になる用語や文章があったらぜひ手に取って内容を確認してください。
- Chapter0 Excel作業を自動化する驚異の「Python 」とは?
- 01 よく使われる自動化ツール「VBA」の欠点
- 02 Pythonがすごい5つの理由
- (コラム) AI やビッグデータ解析のプログラムも Python で書かれている
- Chapter1 Excel x Python 仕事術の準備をしよう!
- 03 Python をダウンロードしよう!
- 04 プログラムを書き込むソースコードエディタをダウンロードしよう!
- 05 プログラムを書いてみよう!
- 06 Excel x Python の基本ルールを押さえよう!
- 07 ライブラリを使おう!
- 08 データを Python で使うために整えよう!
- (コラム) Python 習得は年収アップの大チャンス!?
- Chapter2 データの入力を全自動化!
- 09 まずはプログラムで Excel に記入してみよう!
- 10 作業の基本、コピペをする
- 11 いくつかのデータを一つのシートに書き写す
- 12 コピーした範囲のデータを計算する
- 13 データによって書き出すシートを分ける
- Chapter3 データの加工を全自動化!
- 14 データを並べ替える
- 15 欲しいデータだけ抽出してコピペする
- 16 クロス集計表を作成する
- (コラム) フリーランスでもExcel x Python を活用!
- Chapter4 資料の加工を全自動化!
- 17 列の幅・行の高さを変更する
- 18 複数の書式設定を一つのプログラムで行う
- 19 条件を満たす行の色を変更する
- 20 ヘッダーとフッターをつける
- Chapter5 資料の印刷設定・送信を全自動化!
- 21 資料の印刷設定を変える
- 22 Excel を PDF に変換する
- 23 作ったファイルの保存先を指定する
- 24 作った資料をメールで送る
- 25 Excel で作った表を Word に書き出す
- Chapter6 グラフ作成を全自動化!
- 26 グラフを作成する
- 27 グラフの種類を変更する
- 28 グラフにキャプションをつける
- 29 作ったグラフを別の資料に貼り付ける
- (コラム) プログラミング言語の種類と特徴
- Chapter7 外部にあるデータを取ってくる!
- 30 共有フォルダにあるデータを使う
- 31 共有フォルダにあるデータを削除する
- 32 フォルダを圧縮・解凍する
- 33 Google ドライブからファイルを取得する
- 34 ウェブサイトからデータを取得する
- Chapter8 AI を使って予測する!
- 35 ビッグデータを機械学習させる
- (コラム) プログラムは料理に似ている
- 36 学習した AI に予測させる
- 37 AI 活用、応用編!
- 38 Excel ブックを翻訳する
- おわりに
- 索引
読み終えて
すぅーと読み進んでいけますが、実際に動作させながら読み進んだのではありません。
私は、Pascal と dBase、MQL4 を少しかじっている程度なのですが、とてもわかりやすく書かれていて Excel 作業の自動化を考えている方には役立つ本だと感じました。
もっとも、業務は書籍内容よりはずっと複雑です。この本の内容を組み合わせる、または発展させると作成可能ではないかな、と感じるところ多々ありました。
興味ある方は、ぜひ読んでみてください。Python は今後もっとも必要とされるプログラミング言語の一つであると思います。
なお、本屋さんに行くのが面倒な方は、よかったら次のリンク先へ飛んでください。
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