マイナンバー導入で、個人資産はどこまで把握されるのでしょう。とても気になりますね。いろいろ見てると、資産が丸裸にされる、副業がバレる、厚生年金未加入がバレる、etc. といろいろ出てきます・・・
一個人が関係してくるのは、資産が本当に丸裸にされるのか?、副業がバレるのか?、って部分でしょうか?
資産丸裸?
住民全員でなく、税務署等、業務上の関係者に資産が丸見えってのは、・・・なんかとても嫌な感じですね。本当にマイナンバーで資産が丸見えになっちゃうんでしょうか?
国税庁が税金の完全徴収を目指しているとの話しも聞こえてきてるし・・・
この点においては、嫌応なく給与天引きされているサラリーマンと自分で申告している個人事業主との納税額の平等性についての議論が残りますね。
さて、2016年1月からのマイナンバーの連携は次の通り。
- 給与
- 株・FXなどの証券口座
- 投資信託関係の口座
- 年金口座
- 保険関係
- 100万円以上の海外送金と国内入金
これで何がわかるんでしょう?
個人のお金の流れが把握できるように思います。でも、資産は把握できません、・・・と思います。
普通に考えて、国税庁がこれで終わりにするわけなく、税金完全徴収のために国民の資産も把握しようとするでしょう。蓄えている資産と売買した動き、これらを把握するつもりでしょうね、きっと。お~こわ~ -_-;
預金口座と不動産、持ち車、etc.がひも付けられたら、国税庁には個人資産が丸見えになっちゃいますね。。。
副業は会社にバレる?
副業がバレるのは、会社が支払う住民税から。住民税は、会社の給与から天引きされる場合がほとんどでしょう。副業で稼いだ金額が上乗せされて給与天引きされるのですから、会社側は、あれっ? ってなりますよね。
務めている会社が副業を認めていれば問題ないのですが、そうでなかったら何か罰則を頂戴しそうです。
少し勉強されてる方なら、確定申告すればいいや、となります。本業の税は会社の給与天引き、副業対象の税金は確定申告、ってことにすれば、会社にはバレないでしょう。
でも、税務署にはバレバレですね。
税務調査官が会社に入って、バラさない限り、会社にはバレないでしょうけど。
税務調査官もちゃんと税金払ってる人のことを「この人副業してます。」なんて、わざわざ言わないだろうし・・・そんなに暇はないでしょうし・・・
実際は、???ですが・・・
素性が知られたくない秘密の副業も会社に?
ネットで見てると、素性を知られたくない職業、特に水商売関係の方の疑問が多いようですね。専門的な答えは、その道のプロのページを見て頂くとして、、、
給与を支払う雇用者には、マイナンバーを届けないといけない。その際、運転免許証などによる身元確認とマイナンバー確認で、厳格な本人確認が行われるとのこと。。。
素性を隠して副業することは困難みたいです。マイナンバーでひも付けされていると副業を別に確定申告しない限り、会社にはバレるようですし。
本来、給与を支払っている雇用者単位で税金徴収すればいいような感じもします。これだと副業していることが、副業者が給与取得の主体と考えている会社にバレないでしょうし・・・
さて、ここで、雇用者が銀行振り込みでなく、現金支払いしたら、と考えると・・・
どうなんだろう。この辺は、制度設計関係者も何らかの対処法を考えているだろうし、今度の課題となっているかもしれないですね。今は、はっきりとはわからないのではないかなぁ
中小企業で厚生年金未加入は?
来年からのマイナンバー制度導入で、個人の税金申告漏れは把握できるようになるでしょう。それ以外に厚生年金保険未加入の中小企業も把握できるようです。
従業員5人以上のサービス業以外の個人事業所は強制加入の公的年金制度。保険金額は会社と従業員で半々のとことが多いと思います。
所得税の源泉徴収をしていて、厚生年金を収めていない企業、検索すればすぐわかるようになりますね。
逃げ道を見つけるのが上手な方が現れるでしょうが、基本、厚生年金を収めることができる収入があるのに、収めていない、というのがバレるのは必然でしょう。
社会保険料を納めず、高級車を持っていたり、経費や接待金額が多いところはターゲットになりそう。
———-
さて、このマイナンバー、まだまだ、いろいろありそうです ^^
コメント