今年も野菜づくりの準備、まずは、EMぼかしⅡ型の作成をスタート。写真は、今回作成するEMぼかしⅡ型の材料です。完成予定は、おおよそ1か月後。うまくできていれば、甘酸っぱい発酵臭がするはず。^^
EMぼかしⅡ型の材料
- 米ぬか、1.4kg×2袋
- 魚粉、0.5kg×2袋
- 油かす(骨粉入り菜種油かす)、1.0kg×1袋
- EM希釈液、1500cc準備
最初の頃は、たくさん購入すると単価が安くなるので得、って思ってたのですが、多すぎて腐らせてしまいました。
また、計量も面倒になったので、小さな袋入りそのまま使用するようになってしまいました。多少のことは誤差範囲ということで ^^
前回作成とEM希釈液の割合と魚粉の量が異なっています。感覚的なのですが、EM濃度を濃くしたのは、1年前の活性液だから。魚粉を増やしたのは、550g袋が見つからず500g袋しかなかったことと、少し甘くなるかも、なんて意図があります。
甘くなるかどうかは、いろいろな条件が複雑に絡み合ってるみたいなので、自分好みで作成すればいいような・・・
窒素過多だけには注意しています。^^
EM液の準備
米ぬか+魚粉+油かす=4.8kg。EM希釈液を混ぜて、全体の水分量が30~40%にするので、単純計算すると、EM希釈液は1440~1920cc必要。
実際には、各材料の水分を計測するのが面倒。手で握ると団子になり、触れると壊れる程度の水分量を体感で・・・
で、EM希釈液は、1500cc準備。材料は・・・
- EM活性液:30cc
- 糖蜜:30cc
- 水:1440cc
で、トータル、1500cc
作成手順は、次の通り。
- 水400ccを鍋に入れてコンロ上へ。特に水量に決まりはありません。糖蜜が溶ければいいです。
- 適当に温もったら30ccの糖蜜を溶かします。糖蜜は高粘度なので計量容器を洗うように動かして全部溶かします。
- 煮沸します。雑菌の消毒が目的です。
- 残りの水、1040ccを入れ、よく混ぜます。
- 40℃以下になったら、EM活性液を加え、混ぜます。
- 容器に移します。これを使います。
なお、EM1は、元液ではなく、活性液を購入しています。本来ならば元液(1Lで2100円)を使用するべきなのでしょうが、なにせ田舎、カタログ掲載のEM1はネット購入しかありません。活性液だと数百円で入手可能なんです。
失敗する可能性はあると思いますが、3年連続成功していますので大丈夫かと ^^
EMぼかしⅡ型、材料の混合
米ぬか、魚粉、油かすをよく混ぜます。
ここにEM希釈液を加え、手で握って団子になり、その団子は軽く崩れる程度の水分量に調整します。感覚でいいと思います。勘ですね・・・
まずは握って団子
次に軽く崩れる感じ
わかりづらいかも・・・やってみるとすぐわかると思います。^^
使ったEM希釈液は、おおよそ1100ccぐらいでした。残りは水やり時に希釈して使用します。
EMぼかしⅡ型、発酵待ち放置
30Lの黒ビニールごみ袋を2重にして混合した材料を入れます。
次にできるだけ空気を抜いて、輪ゴムで口止め。
で、ベランダの隅、直射日光が当たらないところで保管。。。
完成が楽しみです。
今年から畑もお借りしましたので、ベランダ栽培よりは多くの野菜が栽培できます。広さは地主さん弁、8坪程度とのこと。最初なので肥料の残り?。なので試しにとうもろこしとサツマイモって考えています。スイカ、ナス、トマトは、苗買ってきて試してみます。上手く収穫できたら儲けものってことで ^^
EMぼかしⅡ型の肥料成分比
今回作成するEMぼかしⅡ型の成分比は、購入した袋に記載の成分比を利用しました。製品によって多少異なりますが、作成方法自体がおおまかなのでそんなに気にする必要はないように思います。今回は魚粉を1kg使用。前回は550g。って差もありますし・・・
単純に魚粉を増やすと甘くなるかなと・・・
成分比(%)
N | P | K | |
米ぬか | 2 | 4 | 1.5 |
魚粉 | 7 | 6 | 0 |
油かす | 5 | 4 | 1 |
材料使用量と成分比
使用量 | N | P | K | |
米ぬか | 2.8kg | 56g | 112g | 42g |
魚粉 | 1.0kg | 70g | 60g | |
油かす | 1.0kg | 50g | 40g | 10g |
計 | 4.8kg | 176g | 212g | 52g |
成分比 | 3.7% | 4.4% | 1.1% |
概略、N:P:K=4:4:1 って感じでしょうか。。。
あとは、使用時に草木灰を混ぜて、Kの成分比を増やします。
多分、N:P:K=3:4:2 か 3:3:3 って感じに調整します。小数点以下は四捨五入してますからね ^^
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