いつもの散歩コースを散歩して、そのまま行きつけのツタヤへ。いつもの感じで順に書架をめぐり、目にとまったのが『心のブレーキを外す。(為末 大著)』。
副題が、『「限界の正体」を知り、「思い込みの檻」から抜け出す法』。自分も知らない自分の可能性を拓く、“走る思想家”が教える「心と体の操縦法」って文章にも惹かれました。
昔からよく目にしたり聞いたりするのが、自分の限界は自分で作ってる、って言葉。書架の本の題名に惹かれ、はじめに、をちらり。
- 限界とは、人間のつくり出した思い込みである
- 人は、自分でつくり出した思い込みの檻に、自ら入ってしまっている
この心理的な壁、思い込み、心のブレーキを外す考え方が記されていました。もちろん、著者の考え方ですので、万人にあてはまるとは言えませんが、興味ある方は読まれてみてはいかがでしょう ^_^
書籍情報
- 書籍名:心のブレーキを外す
- 著 者:為末 大氏
- 発行所:株式会社三笠書房
- 価 格:650円(税別)
本の裏表紙はこんな感じ。
目 次
序章 うまくいかないのは、能力のせいじゃない
- あなたにはまだ「伸びしろ」がある
第1章 考え方を変えるだけで結果は変わる
- 「大きな夢」よりも大切なこと
- 目標はどんどん変えてもいい
- 努力が続かないのは、意志が弱いからではない
- 「プロセスを楽しめる人」は強い
- 「才能」がなくても、「人生」は勝てる
- なぜ、「常識」に縛られてしまうのか?
- 「自分の役割」を演じるのをやめてみる
- 「やりたいこと」に軸足を置く
- 「自分らしさ」にこだわりすぎない
第2章 「自分にはできる」と信じていないのは自分だけ
- まずは「思い込み」を見極める
- 憧れの人をめざす功罪
- 「再現できること」が本当の実力
- モチベーションは“わがままな人”ほど続く
- 成長につながる「アドバイスとの付き合い方」
- 事前準備は、しないほうがいいときもある
- 「無知」を見方に
- 「手に入れたもの」に執着しすぎない
- 「うらやましい」と声に出してみる
打3章 自分の見えない檻から脱出する
- 根性が通用する世界、しない世界
- 反復練習の落とし穴
- 「行動」を変えて、「思い込み」を壊す
- 他人の無茶ぶりに、100%「イエス」という
- となりの世界に勝てるフィールドがある
- 「向いていないのではなく、慣れていないだけ」
- 失敗の分析はしすぎない
- 手放す、あきらめる、切り離す
- 「小さな恥」をかいて、次のステップへ
第4章 「限界の正体」を知り、自分の可能性を拓く
- アスリートは無意識を利用する
- 「自信があるフリ」に脳はダマされる
- 感情をコントロールしたければ、環境をコントロールせよ
- 「信じる」ことは実はむずかしい
- 意識をズラせば、コンプレックスは消える
- 挫折は人生最大のチャンス
読んでみて
目標や夢に向かって進んでいる方で、いまカベを感じている方がそのカベを超える術を見つけるひとつの知識として読んでみると、思わぬ突破口が見えてくるかも、と感じました。(^_-)-☆
何ごとも人それぞれであり、あるレベルを超えると、課題が同じで打開策も同じ、なんてことはものすごく確率低いでしょうから ^_^
印象に残ったのは、誰かが記録を破るとその記録を破る人が次から次へと出てくる、ってこと。1マイル(1609m)4分切りは無理 → 1人が4分を切る、その後1年のうちに23人が切る・・・
これは何を意味しているんだろう・・・考えらされました・・・
限界・・・自分で思っているところ≠本当の限界・・・本気で挑んだ人、力を出し切った人の前にしか現れない・・・
自分で、また周囲の雰囲気・環境で作成された限界って何か知りたい、越えたい、と感じている方は、一読の価値があると感じました。
興味ある方、通販を紹介します。
守破離、この言葉を自分に落とし込む、まだまだできない。私の場合は守が多い、いつも守から破に進むところで足踏みしているなぁ、とつくづく感じます。だから離が遠い・・・
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