今朝、ニュースで飛び込んできました。ちょっとどころか、かなり驚きです。クレジット会社が運用するプリペイドカード情報を盗んで、世界中のATMからおよそ68億円を引き出したとのこと。
かなりの能力の持ち主ですよね。普通にインターネットを活用しているレベルではとてもできないでしょう。
パスワードは暗号化されているでしょうから、解読して引き出しているのは明白で、解読するには、当初から悪意あって他人のパスワードを解読することが目的でしょう。
カードの上限金額を不正に引き上げ、現金を引き出す手口、『無制限作戦』と呼ばれ、24カ国のATMを使った国際窃盗団らしい。
ハッカーに対し、ホワイトハッカーがいるように、パスワード解読技術、防ぐ方向に使ってもらえたら嬉しいですね。
プリペイドカードのメリット
- チャージしている金額内でしか買い物ができない
- 与信審査がない
海外で使用する場合のメリットが大きいですね。
プリペイドカードのデメリット
- 無料の企業もありますが、発行手数料が必要
- 基本的には、ポイントがつかない
クレジットカードとプリペイドカード、使う場所や使い方を熟慮して、それぞれの特性に応じた使い分けを自分で決めましょう。
ATM引き出しで必要な情報
引き出しに必要な情報は、基本的に
- カード
- 暗証番号(パスワードもあるかも)
の二つ。
クレジット会社から盗んだ個人情報から、この二つは割り出せるのでしょう。私はその技術はもっていないので推測ですが・・・
これができるから引き出せるんでしょうけど。
あとは、カード情報そっくりそのままの同じカードをつくるのでしょうか?
カードがないと引き出せない、と思っていたら危ないですね。
勝手に引き出し、その対策は
クレジット会社や個人情報を記録している企業は、個人情報が盗まれた形跡を見つけたら、迅速に顧客にメールで教えてくれます。
是非、この際、携帯で受信できるようにしておきましょう。緊急メールは音をそれらしく変更しておくといいかも ^^
で、緊急メールが届いたら、即、暗証番号なりパスワードを変更する、もしくは引き出し停止処理をするといいと思います。
他にも振込や入金があった場合、メール連絡してくれるサービスがあれば、是非活用しましょう。契約している企業のセキュリティ関係、よく読んでおきましょう。^^
少し気になるのですが、巧妙な手口で、クレジット会社が個人情報を盗まれたことに気づかなかったら・・・と考えるとかなり怖いです。
盗まれたことに気づくまでの時間が長ければ長いほど引き出される危険は大きくなるのではないでしょうか。
最後に余談ですが、お店専用のプリペイドカードの場合は、今回はあてはまりにくいと思います。この場合、よく利用するお店でないと、あまりメリットは得られないような気もしますが・・・
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