またまた本屋さんでピッと反応した本が・・・病気の9割は歩けば治る!・・・なかなかの名前付け。医者に払う金があるなら、靴に使え!、、、いいですね、今の私の感覚にピッタシです。^^
読んでみて
病気の9割は歩けば治る・・・ちょっと誇大表現ではないか?と感じていたのですが、なるほど確かにそうだと共感する部分がたくさん出てきました。著者自身も9割は言い過ぎ、との認識を示しながらも、そう表現したい意思がものすごく伝わってきます。
著者は、「歩くことはいいことだとわかっているのに当たり前すぎてないがしろにしている、良いとわかっていながら歩かない=歩くことがどれだけ大事かを知らない人が多い。」と。なので、歩くことの重要性を伝えたかったからこの本を出版したのだなぁ、と感じます。
本の中では、健康維持に大きな影響を及ぼすのが「食事と運動」であることが随所で述べられています。食べることも大事だが、食事だけの健康維持には限界があり、歩かないと健康は維持できない。確かにその通りだと思います。
人間は基本的に楽したい動物・・・私、動かなくてよければ、ほんとに動かないときが多いように思います。デスクワーク・・・
また、興味深いことに、歩くだけでなぜ幸せになれるのか、なぜ運命が変わるのか、をわかりやすく述べてくれています。
読み終えて、歩かねば、とつくづく感じさせられました。
そうそう、歩くことの重要性だけでなく、健康になる歩き方についても触れてくれています。
この本を読まれた方ならどなたも「歩くことの重要さ、健康効果のすごさ」を認識すると思います。私も自分なりに継続できるウォーキングを考えなければ、ね。^-^
気づいたこと
歩けば歩くほど生活習慣病は良くなる、とまでは感じてはいなかったのですが、ここ数年デスクワークが続き、筋力低下を感じる今日この頃、歩くことが健康にいいと、頭では理解しつつ、「歩こう」と意識しなければ歩けない自分がいることにふと気付きます。
一方で、痩せればすべてが健康値になる、これには私は該当しないみたいです。
体重61kg、身長1.76m、BMI 20弱なんですが・・・尿酸値高め、HbA1Cギリギリ・・・
ここでこの本を読んだ思わぬ効果が。数年ぶりに体重測定。なんと61kg。以前は65〜67kgで推移していたのですが、およそ4kg減。筋肉の減少に気づきました。ちょっと痩せすぎですよね。
やはり歩かねば、とつくづく思います。(歩くだけじゃあ足りないかも・・・)
参考になった点
読んでなるほど、と感じた点を箇条書きに。。。
- 学校の授業科目に「健康」
- 常に動き回ってる野生動物は、ほとんどがんにならない
- 風邪に特効薬は、自身の自然治癒力
- 医療は、産業、高齢化は市場の拡大
- 健康になる歩き方
- 大切な靴の選び方
健康寿命延長、ピンピンコロリに興味ある方は是非読んでみてください。
目 次
この本の目次はこんな感じ。。。
- はじめに
- 第1章 病気の9割は歩くだけで治る!
- 現代病の大半は、歩かないことが原因だった
- 糖尿病、高血圧・・・生活習慣病は歩くほどに改善する
- 最大の認知症予防は計算しながら1時間歩くこと
- うつ病も薬要らず、歩くだけで改善する
- 国民病の不眠症は、歩くだけで改善する
- 逆流性食堂炎も便秘も一挙に改善、腸内フローラが脳を変える
- 線維筋痛症も喘息もリウマチも、痛い病気こそ、頑張って歩け
- がんの最大の予防法はこんなにも単純だった
- 風邪も歩いて直せ、ただし体力に余裕のある人は
- 第2章 医療の常識に騙されるな
- なぜ歩くことは国民運動にならないのか?
- 薬で老化は治りません
- ライザップより、ウォーザップ!お金は一銭もいらない
- 「骨折=手術」とは限らない骨折しても歩くことを忘れるな!
- 第3章 健康になる歩き方
- 正しく立つ3つのコツ
- 骨盤を意識すること、ありますか?
- 腕を振るのではなく肩甲骨を動かす
- ”脊椎ストレッチウォーキング”のススメ
- 川柳ウォーキングのススメ
- 自分に合った靴を選ぶ3つのヒント
- 手ぶら恐怖症から卒業しよう
- まちをフィットネスセンターにしよう
- 腰や膝が悪い人におすすめの歩き方
- 障害があっても歩行補助具で歩く
- 自転車ではダメか?ジョギングでもダメか?
- 第4章 歩くと未来が変わる
- セロトニン顔をめざそう!
- 歩くと頭が劇的に良くなる二つの理由
- うまく歩くと寿命が確実に延びる
- 歩行は脳を変え、人生を変える
- 偉人たちが偉業を成し遂げたのは、歩いていたから
- 終わりにー不養生医者のメタボ克服宣言!
題目もうまくつけたものだ。ところどころ結構目を引きますよね。
さて、本屋さんに行くのが面倒な方はこちらへどうそ!!
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