少し前にテレビで見た、デジタル遺産のパスワード保管方法、修正テープを試してみました。結果は、イマイチです。宝くじのスクラッチのように一度削ると削ったことがわかることを活用しようと考えて紹介されていました。
実際に作成
パスワードを適当に、鉛筆書きし、修正テープで隠してみました。
パスワード文字列例
修正テープで隠したところ
裏から透かして見ると、、、あらら、見えるじゃん!
裏表がわかるように、パスワードを書いた面に『スマホパスワード』と記入、
パスワードを書いた部分を隠すように、裏側に修正テープ、、、
裏から透かすと、、、うまく見えなくなりました。
これでなんとか目的は達成しそうだと思ったのですが・・・・・
削ってみると、、、
適当に削ってみたら、、、
この時点では、目的達成、と思われるのですが・・・
確かに削ったことはわかるのですが、この上に再度修正テープを・・・
多分、削った痕跡はわからないような・・・前より広めに隠せばいいんだもんね。。。
では、修正液はどう?、これは試していません。興味ある方はお試しください。
修正テープ試してみて、スクラッチのように削れるシールがあればいいな、というのが実感。
記入する筆記具と紙
今回は、白色の紙を使用しましたが、白より黒や別の濃い色がいいかもしれません。
筆記具は、色の濃いものは透けて見える可能性が大きいです。
例えば、、、
黒ペンで記入しました。この文字を隠そうとしたのが次の画像。
1回だと、文字が浮かび上がるので、重ね貼り?・・・重ねることができない・・・ここで、あれ?っと。
修正テープって重ねることはできなかったかなぁ・・・と。
また、黒ペンだと修正テープがうまくのらないのでは?、また、文字色は薄い方がいいのでは?と感じたので、筆記具は鉛筆に変更。
鉛筆に変更しても修正テープを重ねることができなかったので、ひょっとしたら修正テープの問題かもしれない、と100均で別の修正テープを買ってきて試しました。
うまく重ならなかったのは、修正テープの影響でした。次の写真、上の修正テープでは重ね貼り?することができましたが、下の修正テープでは重ね貼りできなかったです。
デジタル遺産のパスワード引継ぎ、結局は自分で工夫するしかないのかも・・・そもそもこのようなことが必要かどうか・・・疑問も感じます。
デジタル遺産について
デジタル遺産がある方は、遺産を引き継ぐ方に遺産の内容・処理について、しっかりと伝わるように日ごろから考えておかないといけない、ですね。
特に、FX(外国証拠金取引)をされてる方、口座が日本だと0カットシステムではないので、ポジション持ったまま放置していると、、、ある日、突然FX会社から数百万の請求が届くってことにもなりかねません。
何が起こるかわからない現代・・・リスク管理をしっかりしておかないと。。。
上記の修正テープ事例は、家族に内緒でパスワードが必要なことがある場合しか必要ないですよね。よほど知られたくないことがあれば・・・ですが、普通はあまりないような・・・
盗難だと、そのまま削るだけだから、該当品を一緒に盗難されたら全く無意味だし。。。
結論は、デジタル遺産、その他遺産、家族でしっかりとどう処理するか決めておくべき、です。このとき、まさか全員がパスワードを持ち歩く、などどいうことは・・・ないですよね。
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